ECSとの連携

ECS Fargate上でDatadogを動かす¶

DatadogをECS Fargate で動かす場合はサイドカーとして動かします。

サイドカーとは

復数のコンテナを1つのグループとして協調して動かすことをサイドカーと呼びます。
乗り物のバイクのサイドカーのように、復数を一緒に動かすことから来ました。

ParameterStoreへDatadog APIキーの登録¶

前の章で使用したDatadog APIキーを使いまわします。
プロダクション環境では誰がどのAPIキーを使っているかわからなってしまうので都度発行しましょう。

https://app.datadoghq.com/account/settings#api から先程作成したAPIキーを控え、ターミナルへ展開します。

$ export DD_API_KEY=6d9xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
$ echo $DD_API_KEY
6d9xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

DatadogのAPIキーをParameterStoreへ handson/datadog/key の名前で格納します。。

$ aws ssm put-parameter --name "/handson/datadog/key" --value ${DD_API_KEY} --type String
{
    "Version": 1
}

コンテナ定義へDatadogコンテナを追加¶

今回は一箇所変更するだけです。
terraform/container_definitions.json の最後にDatadogコンテナの定義を追記します。

-  }
+  },
+  {
+    "name": "datadog",
+    "image": "datadog/agent",
+    "cpu": 10,
+    "memory": 256,
+    "logConfiguration": {
+      "logDriver": "awslogs",
+      "options": {
+        "awslogs-region": "${region}",
+        "awslogs-group": "/${name}/ecs",
+        "awslogs-stream-prefix": "datadog"
+      }
+    },
+    "secrets": [
+      {
+        "name": "DD_API_KEY",
+        "valueFrom": "/handson/datadog/key"
+      }
+    ],
+    "environment": [
+      {
+        "name": "DD_APM_ENABLED",
+        "value": "true"
+      },
+      {
+        "name": "ECS_FARGATE",
+        "Value": "true"
+      },
+      {
+        "name": "DD_TAGS",
+        "value": "env:${app_env}"
+      }
+    ]
+  }
]

デプロイ¶

terraformを立ち上げているコンテナに戻り、 apply でデプロイを行います。

$ terrraform apply

少し時間を置いてから出力されたDNSへアクセスしてみましょう。